社会福祉法人 かがやき神戸

厨房の職員、食事介助を行う職員向けに食事形態の体験会を行いました。

生活介護の仲間で食事介助が必要な仲間の口の動き、舌の動き、咀嚼能力を大まかに説明した後

だんだん弁当を仲間に合わせて刻んだものを、仲間の食べ方、飲み込み方、姿勢を真似て食べてみました。

チルトを倒して食事をとる仲間の真似をして、介助台に寝転んで食べてみる職員も居ました。

仲間と同じように食べてみる体験をして、思った以上の大変さに驚いたり、ショックを受けて呆然としている職員もいました。

咀嚼しないと唾液が出なくて食べにくい、刻んであっても飲み込むのが怖い、飲み込めない。とろみは飲み込みやすいけど何の味も感じなくなる、嚙まないと素材の味がせず調味料の味がきつく感じるなど様々な発見や感想があったようで研修中ずっと大盛り上がりでした。

柔らかくしすぎると咀嚼能力が落ちる可能性があり、食材によっても飲み込みやすい・飲み込み辛いものもあるので今回の様々な意見を元に、どんな食事形態で、どんなメニューが安心安全に食を楽しめるのか考える良い機会になったと思います。

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