社会福祉法人 かがやき神戸

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優生保護法裁判の最高裁判決に行くため、かがやき神戸から職員3名が東京へ行きました。

傍聴希望者は1000人近くあり、傍聴席は約150席。うち一般傍聴席129に対して傍聴希望者897名!!も並びました。

職員3名とも残念ながら傍聴には外れて法廷内に入ることはできませんでしたが、一日中現地の熱気を感じる貴重な体験となりました。

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13時過ぎからの入廷行動にはおそらく400名くらいが集まり、最高裁の周囲を取り囲むように列をなしました。

炎天下の日中、大変暑い中でしたが、車いすの方、聴覚障害、視覚障害の方、きょうされん東京支部の事業所からは利用者も一緒にたくさん参加されている様子でした。

入廷行動のあとは傍聴券の抽選。抽選から外れた多数の人たちは、最高裁正門前で「旗出し=“勝訴”等の紙を掲げる」を待ちました。

マスコミもかなり多く集まっていましたので、正門前はものすごい熱気でした。

15時過ぎ、ネットニュースで勝訴を確認したものの、目の前で「勝訴」の旗を見届けるまでは何とも実感がわかず、

原告・弁護団が正門に登場をするのを今か今かと1時間以上待ち続けました。

15時半に正門前で旗出しがある予定が、やはり原告の皆さんも喜び合ってなかなか移動がすすまず、また、マスコミの取材も待ち構えていたようで、結局正門前に現れたのは16時過ぎ。

その少し前に、きょうされんの藤井常務理事と齋藤理事長が正門前に到着し、藤井さんの「完全勝訴!よくぞここまで言い切った!」という声が聞こえてきた時に、ようやく、全面勝訴したんだ、歴史的な判決が出たんだ、という実感がわいてきました。

 

旗出しでは、かがやき神戸の利用者に書道で書いてもらった文字を、今回も兵庫原告の方々が掲げておられました。

大阪高裁での勝訴判決のときにも登場した、あの書道の文字です。

特に裁判所前での写真は、マスコミ報道でもたくさん出ていると思います。

「勝訴」

「優生思想を打ち破る」

「障がい者の声が届いた」の3枚です。

 

判決の翌日にはこども政策担当大臣が原告と面会したとのニュースも飛び込んできました。

裁判の運動は大事な一区切りとなりますが、

全面解決にむけての運動は、これからますます重要な局面となります。

引きつづき、早期の全面解決にむかって、取り組んでいきましょう!

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