8月12日(金)に、久元神戸市長がなでしこの里に来訪されました。以前、西区役所の新庁舎オープニングセレモニー時に販売していた「かがやき神戸クッキー」を市長に購入していただく機会がありました。その時に「とても美味しかった」と興味を持っていただき、今回の運びとなりました。
約40分の滞在時の前半は、「障害者福祉」について意見交換を行いました。久元神戸市長からも多くの問いかけがありました。
・法人の立ち上げ時の状況のこと
・就労継続支援B型の課題について
・生活介護の就労の意味について
・特別支援学校卒業生の一般就労の受け入れについて 等々。
そして、かがやき神戸が現在進めている「重度重複障害者グループホーム建設」
について、その必要性と重要性をお伝えさせていただきました。また久元神戸市長から「農福連携事業」の提案があり、里山の活用のお話もあり、今後の取り組みとして検討していきたいと思います。
その他にも、話の流れの中で様々なお話をさせていただきました。本当に貴重な時間であったと感じております。
そして、実際に焼き菓子を作っている工房の見学をしていただきました。職員2名、利用者2名が活動している姿を熱心にご覧になられました。工房を見学していただいたことは、利用者・職員にとって大きな「自信」と「喜び」と「確信」を持つことができました。まだまだ小さな展開ですが、今回の機会を経て、「更に良いものを作っていこう」という力をいただきました。
最後に、今回の来訪について、利用者代表として「多田紀之」さんが感謝の手紙を朗読させていただきました。利用者の描いた久元神戸市長の似顔絵と共に受け取っていただきました。
今回は、本当にお忙しい中、なでしこの里に足を運んでいただき、誠にありがとうございました。貴重なお話の中で、様々な気付きを受け取ることができました。今後とも、「障害者福祉」の分野でご協力をどうぞよろしくお願いいたします。