ゆかいなクラウン土曜日の天使達    
   

私たちがクラウンを選んだ訳

   
     

 「土曜日の天使達」は、障がいのある人たちで結成されたクラウン(道化師)のチームです。

私たちのチームには、知的に障害のあるひと、身体に障害のあるひと、心に病を持つ人、発達障害
と言われるひとなど、さまざまな障がいのある人たちがいます。彼らの中には、お話しすること、
字を書くことが苦手で、コミュニケーションが不得意な人たちがたくさんいます。自分の思いを
上手く伝えることがとても苦手でした。

そんな彼らが、自分自身がクラウン(道化師)になることに挑戦しました。なぜならクラウンには
ダメがないからです。失敗こそチャンスです。自分自身のダメなところをデベロップメントして武器
にしてしまえる、究極の居直りの文化と出会ったのです。

 障がいがあるということは、生きることにハンディがあります。でも、人と人とのコミュニケー
ションは、決して言葉だけではありません。お話しが上手でなくても気持ちは伝えることはできます。
私たち「土曜日の天使達」は、クラウンを仕事としたことで、苦手を克服するのではなく、リラックス
して、あるがままの自分に自信が持てるようになりました。

 誰もが、自分自身の中に苦手なことがあります。仕事も生活も上手くこなして何の問題もないよう
に見える人が、本当は自分自身に自信が持てないひともいます。他者からみたら、ほんの些細なこと
に見えても、自分にとってはとても辛いと感じていることもあると思います。

 それを、言葉というツールでそのスキルを磨いて解決するのではなく、発想の転換をこころみるの
がクラウニングです。

 クラウンニングは、身体だけを柔らかくするのではなく、顔や心もやわらかく揉みほぐします。自分
自身を無理なく振り返って、良いところ、悪いところと感じていることに優劣をつけず、あえてデベロッ
プメントし、楽しんでしまうことにあるのです。見方を変えれば、苦手と感じていたことが、本当はとて
も魅力的なことなのかも知れないのです。

 私たち「土曜日の天使達」のクラウンパフォーマンスを観ていただくのは、障がいの有無に関係なく、
コミュニケーションの基本が、その人の持っている、本来の個性に磨きをかける事にあることを、感じ
ていただきたいからです。

 ひとの気持を動かすのは、決して言葉だけではありません。言葉に惑わされず、本来の自分の良い
ところ、悪いところ、苦手なことすべてを認め楽しんでしまうことで、柔軟で寛容な、自分を再発見で
きるかもしれません。
 

   
     
  スキルにたよらない
コミュニケーション力 
 ことばにたよらない
コミュニケーション力
    がんばってもコミュニ
ケーション力は育たない






クラウンスキルがコミュ
ニケーションの力を育てる
  コミュニケーションは
クラウンのおもてなしの心
居直ることから始まる
コミュニケーションの力